保健師助産師看護師法第2条には、「保健師とは、厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう。」とあります。
保健師は、看護師国家試験に合格後、保健師学校や大学にて所定の教育を受けた後、国家試験に合格して得られる国家資格です。
名称独占の資格であるため、資格を持たないものが保健師であることを名乗ったり、紛らわしい名称を用いることはできません。
保健師は基礎資格として看護師免許を有しており、主に自治体の保健所、保健センターに勤務する地域の保健師と、企業の産業保健スタッフとして勤務する産業保健師に大別されます。
保健所、保健センター、企業など
保健師助産師看護師法第7条には、「保健師になろうとする者は、保健師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない。」とあります。
保健師になるには、高校を卒業して3年の看護学校を卒業し、その後地域看護を学ぶことができる短大の専攻科に入学して、保健師の免許を取ることになります。
また、4年制大学であれば、卒業の年に看護師、保健師の免許受験資格が取得できます。
受験が1回で済むのは、大学です。
●保健師になるには以下のコースがあります。
@中学卒→専修学校2年→准看知事試験→准看経験3年以上→看護専修学校2年→看護師国家試験→保健師専修・各種学校→保健師国家試験
A高校(衛生コース)卒(准看)→看護専修学校2年→看護師国家試験→保健師専修・各種学校→保健師国家試験
B高校(衛生コース)卒(准看)→看護短大2年→看護師国家試験→保健師専修・各種学校又は短大→保健師国家試験
C高校卒→看護専修・各種学校3年→看護師国家試験→保健師専修・各種学校→保健師国家試験
D高校卒→看護短大3年→看護師国家試験→保健師専修・各種学校又は短大専攻科→保健師国家試験
E高校卒→看護系大学4年→看護師国家試験・保健師国家試験
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